VOCARADIO#6
〜収録前〜
うぅ〜もっと右〜おねがいします〜。」
「すごい肩こりだけど……あんた、本当に毎晩何やってるのさ。」
「……。」
「だまるなよ〜!」
「言えません。はぅ〜ネルさんマッサージうまいですね〜。」
「そうかな?」
「...zzz」
「寝るな!!」
〜すでに歌っていない件〜
「今日はまともなゲストらしいですよ?」
「そういってまともな人が来た記憶がないよ。」
「今度は人としてまともですから、きっと大丈夫ですよ。」
「あやしいね。」
〜ゲスト召喚〜
「それでは、今日のゲスト、どうぞ!」
てれってってって〜♪
「待て!まてまてまて!」
「はい?」
「この音は『あいつ』じゃないか!?」
「ちがいますよ〜。」
「先日はうちのドナルドがご迷惑をおかけしました。」
「……だれ?」
「例の道化師の彼女さんです。」
「歌ってすらいないじゃないか!!」
「場違いかな……。」
〜ゲストと会話〜
「えーと、ドナルドの彼女ってのは呼びづらいので名前を教えてくれますか?」
「ドナルコで結構です。」
「投げやりだなぁ。」
「じゃあ、ソフィアでどうですか?偽名ですけど。」
「余計にあれだよ。なんか似合うから余計に。」
「まぁまぁ。」
「これ、お土産です。まっくしぇいく。」
「うわぁ〜。……もう溶けちゃってるよ〜!」
「ありゃりゃ。」
「保冷剤入れ忘れました……すいません。」
ずぅ〜ん
ずぅ〜ん
「なんかあんたら似てるね。」
「そうですか?」
「目つきだけですよ。」
『自覚あったのか』
「まぁ、溶けたシェイクでも飲みながらまったり話しましょう?」
「そだね。」
〜コイバナ〜
「ソフィアさんはなんで彼と付き合おうと思ったんですか?」
「なんとなく……暇だったからですかね?」
「何で疑問形なのさ。」ちゅぅ〜
「ペアルックまでしちゃって、あつあつですね。」
「いやぁ〜別にそんなでもないですよ?」
「けっ!」ちゅぅ〜
「それで、彼とはどこまで行ったんですか?」
「きゃぁ〜!」ちゅぅ〜
「新日暮里……かな。」
「……そういう意味じゃなくて。」
「どういう意味です?」
「はぅ。」
「聞いた本人が赤くなってどうするのさ。」
「そういうお二人にはいないんですか?彼氏とか想い人とか。」
「い、いるにはいるけど……その、あの……。」
「肩重いなんですよね。」
「だれが肩こりだ。」
「誤植おいしいです。」むしゃむしゃ。
「?」
「そういうハクはどうなの?浮いた噂全く聞かないけど。」
「いませんねぇ。」
「つまんないやつ。」
「らんらんる。」
〜エンディングコーナー〜
「もう終わりですか、早いですね。」
「なんて言うかネタがないんだよ、きっと。」
「そうなんですか。」
「まぁ、それなりに楽しかったですよ?」
「ゲストの言うセリフとは思えませんね。」
「はぁ……。」
〜収録後〜
「ねぇ。」
「……はい?」
「どうやったらさ、その、おっぱい大きくなるのかな。」
「……なりたいんですか。」
「(こくん)」
「マッサージとかすればいいって話を聞いたことがあります。」
「もうやったけど効かなかった。」
「継続は力なりです。」
「三か月続けてるけど、目に見えないよ。」
「……。」
「揉まれると大きくなるって言うからにはほかの人にもんでもらわなきゃだめかな。」
「……迷信ですよ。」
「じーっ。」
「わ、私?いやですよぉ!!」
「いいじゃん!減るもんじゃないし!」
「やぁ〜!!」
つづく?